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研修後アンケートの作り方|質問項目の例と、次の研修に活かす集計のコツ

研修後アンケートは「次の研修をよくするため」に取る

社内研修や新人研修、外部講師を招いたセミナーのあとには、受講者にアンケートをお願いすることが多いはずです。ただ、「とりあえず満足度を聞いて終わり」になっていると、集まった回答を次の研修にうまく活かせません。

この記事では、研修担当者向けに、研修後アンケートの目的の決め方、質問項目の例、実施のタイミング、集計して改善につなげるコツを紹介します。アンケート作成の基本は「アンケートの作り方|無料でスマホからでも作れる手順を解説」もあわせてご覧ください。

まず「何を確かめたいか」を決める

研修後アンケートで確かめたいことは、おおむね次の4つに分けられます。

  1. 満足度 — 研修全体に満足したか、時間や会場は適切だったか
  2. 理解度 — 内容を理解できたか、難しすぎ・易しすぎなかったか
  3. 活用の見込み — 学んだことを実務で使えそうか、具体的にどう使うか
  4. 改善点 — 講師・教材・進め方で良かった点、直してほしい点

すべてを細かく聞くと質問数が増えて回答の負担になります。今回の研修で一番確かめたいことはどれかを決め、そこを中心に質問を組み立てましょう。

質問項目の例

基本情報(必要な場合のみ)

  • 受講した研修名・日程(複数回開催する場合)
  • 所属部署・職種・入社年次(クロス集計したい場合)

匿名で集めたい場合は、氏名欄は置かないか、任意にしておきます。

満足度・理解度(選択式)

  • 研修全体の満足度(5段階:非常に満足〜非常に不満)
  • 内容の理解度(5段階:よく理解できた〜ほとんど理解できなかった)
  • 内容の難易度(難しかった/ちょうどよかった/易しかった)
  • 研修の時間の長さ(長かった/ちょうどよかった/短かった)

実務での活用(選択式+記述)

  • 学んだ内容を業務で活用できそうですか(活用できる/一部活用できる/活用は難しい)
  • 具体的に、どの場面で活用したいですか(自由記述)

講師・教材への評価

  • 講師の説明は分かりやすかったですか(5段階)
  • 資料・教材は分かりやすかったですか(5段階)

自由記述

  • 特に役に立った内容を教えてください
  • 分かりにくかった点、改善してほしい点があれば教えてください
  • 今後受けてみたい研修のテーマがあれば教えてください

自由記述は3問程度までにすると、回答の負担を抑えられます。

実施のタイミングと回答率を上げる工夫

  • 研修の最後の5分で回答してもらう — 終了直後は記憶が新しく、回答率も高くなります。会場ではQRコードを投影・配布すると、スマホからすぐに回答できます。
  • 締め切りを決めて案内する — 後日の回答にする場合は「〇日までにご回答ください」と期限を明示します。案内文の例は「アンケート協力依頼文の書き方」を参考にしてください。
  • 未回答者へは一度だけリマインドする — 何度も催促すると負担感が強くなります。文面は「フォームの回答がない相手へのリマインド・催促メールの書き方」が参考になります。

研修直後のアンケートとは別に、1〜3か月後に「実際に業務で使えているか」を聞く追跡アンケートを行うと、研修の効果をより具体的に確かめられます。

匿名にするかどうかの判断

講師や研修内容への率直な意見を集めたい場合は、匿名のほうが本音を書いてもらいやすくなります。一方で、受講の記録として回答を残したい場合や、個別にフォローしたい場合は記名式が向いています。

迷う場合は、「研修の評価は匿名、受講記録は別の出欠管理で行う」と分けるのも1つの方法です。匿名で集めるときの注意点は「匿名で意見を集める「意見箱フォーム」の作り方」で紹介しています。

集計して次の研修に活かす

  1. 満足度・理解度は分布と平均を見る — 平均点だけでなく、「不満」「理解できなかった」と答えた人の割合も確認します。計算方法は「5段階評価アンケートの集計方法」で解説しています。
  2. 属性ごとに比べる — 新人とベテランで理解度が大きく違うなら、対象者の分け方を見直すきっかけになります。手順は「アンケートのクロス集計のやり方」を参照してください。
  3. 自由記述を分類する — 「時間配分」「事例の不足」「演習の量」などに分類し、件数の多いものから改善を検討します。
  4. 改善した点を次回の案内で伝える — 「前回のご意見を受けて演習時間を増やしました」と伝えると、次回以降も協力してもらいやすくなります。

毎回同じ質問で実施すると、研修ごとの比較がしやすくなります。

RAKUFOで研修後アンケートを作る場合

RAKUFOでは、ラジオボタンやチェックボックス、自由記述の項目を組み合わせて研修後アンケートを作成できます。公開したフォームのURLはQRコードにして会場で案内でき、回答者はログイン不要でスマホから回答できます。集まった回答は回答一覧で確認でき、CSV出力すればスプレッドシートで集計できます。研修のたびに使う場合は、フォームを複製して研修名だけ変えると、質問をそろえたまま運用できます。回答の締め切りは受付期間の設定で管理できます。

よくある質問

研修後アンケートの質問数はどのくらいが目安ですか?

研修の最後に回答してもらう場合は、5分程度で終わる量(選択式10問前後+自由記述2〜3問)が1つの目安です。確かめたいことを絞り、「答えてもらっても使わない質問」は削りましょう。

外部講師に結果を共有してもよいですか?

共有する範囲を事前に決め、記名式の場合は回答者にもその旨を案内しておくと安心です。自由記述は個人が特定されそうな表現を除いたうえで共有するなど、配慮しましょう。

毎回の研修で同じフォームを使い回してもよいですか?

使い回すこと自体は問題ありませんが、どの研修の回答か分かるように、研修ごとにフォームを複製するか、研修名・日程を選ぶ項目を設けておくと集計しやすくなります。

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