項目数の多いフォームが「読みにくい」と言われる理由
入力項目が10個、20個と増えていくフォームは、上から下まで同じ見た目の入力欄が続くと、どこまで進んだのか回答者が把握しづらくなります。結果として「あと何個あるのか分からない」という不安から、途中で離脱されやすくなります。
これを防ぐ手段の一つが、入力項目とは別に用意されている**「見出し」ブロックと「文章」ブロック**です。どちらも回答を入力させるための項目ではなく、フォームの中に説明やセクションの区切りを差し込むための表示専用パーツです。
「見出し」ブロックでできること
「見出し」ブロックは、フォームの途中に大きめの見出し文字と、その下に補足説明を1つ追加できるパーツです。
- 見出しの文字サイズを2段階(大・中)から選べる
- 左揃え・中央揃え・右揃えの配置を選べる
- 見出しの下に、小さめの説明文を添えられる(任意)
例えば「基本情報」「お支払いについて」「ご希望日時」のように、項目のグループごとに見出しを置くと、回答者は「今どのセクションを入力しているか」が一目で分かるようになります。
「文章」ブロックでできること
「文章」ブロックは、見出しよりもう少し長い説明文を挟みたいときに使うパーツです。特定の項目群の前に「以下は任意項目です。分かる範囲でご記入ください」といった注意書きを置いたり、途中に案内文を挟んだりする用途に向いています。
見出しと文章は組み合わせて使うのが基本です。「見出し(セクション名)+文章(補足説明)+その下に関連する入力項目」という並びにすると、フォーム全体が「章立てされた書類」のように見え、読み手の心理的な負担が下がります。
使うタイミングの目安
- 入力項目が8〜10個を超えるフォーム
- 個人情報・支払い情報・希望日時など、性質の異なる項目が混在するフォーム
- 「必須ではないが答えてほしい」項目群の前に一言添えたいとき
- アンケートで、質問の意図を先に説明しておきたいとき
逆に、項目数が5個以下の短いフォームでは、見出しを入れるとむしろ縦に長くなり、かえって離脱を招くことがあります。短いフォームでは無理に使わないほうがよいケースもあります。
設定の手順
- フォーム編集画面の「入力画面」タブを開く
- 左側のパーツ一覧から「見出し」または「文章」をクリックして追加する
- 追加したブロックをクリックし、右パネルで見出しの文字・説明文・配置(見出しの場合)を編集する
- 入れたい位置までブロックをドラッグして並び順を調整する
- プレビューで、セクションごとの見え方を確認する
見出しと文章はドラッグで自由に並び替えられるため、後から項目を追加してセクション構成が変わっても、見出しの位置を調整するだけで対応できます。
よくある質問
見出しや文章ブロックは回答データに残りますか?
残りません。あくまで表示用のパーツなので、回答一覧やCSV出力には含まれず、集計の邪魔になることもありません。
見出しの数に上限はありますか?
特に上限は設けていませんが、見出しを入れすぎると逆に区切りが多すぎて読みにくくなることがあります。1つのフォームに3〜5個程度を目安にするとバランスが取りやすいです。
画像と組み合わせて使えますか?
はい。見出し・文章ブロックと画像ブロックを組み合わせて、「見出し+説明文+見本画像+入力項目」という構成にすることもできます。