送信ボタンを押す前に、回答者が入力内容をもう一度見直せる「確認画面」を用意すると、誤入力や誤送信を防ぎやすくなります。似たものに送信完了後の「サンクスページ」がありますが、役割が異なります。ここでは確認画面の効果と作り方のポイントを解説します。
確認画面と完了ページの違い
- 確認画面:送信ボタンを押す「前」に表示し、回答内容を見直してもらうためのもの。
- 完了ページ(サンクスページ):送信ボタンを押した「後」に表示し、お礼や次のアクションを伝えるためのもの。
両者は目的が異なるため、片方だけでは補えません。確認画面がないと誤字脱字や選択ミスに気づかないまま送信されてしまい、完了ページだけでは「送信し直したい」という要望に応えられなくなります。
確認画面が必要になる場面
- 記入項目が多いフォーム:入力欄が10項目を超えるようなアンケートや申込フォームでは、見返す機会がないと誤記に気づきにくくなります。
- 予約・注文など後戻りしにくい申込:日時や数量、金額に関わる項目は、送信前に本人の目で確認してもらうことがトラブル防止につながります。
- 個人情報や連絡先を含むフォーム:メールアドレスや電話番号の入力ミスは、返信が届かない・連絡が取れないといった問題に直結します。
確認画面に表示すべき内容
- 入力した回答の一覧:ラベルと回答内容をセットで表示し、どの項目に何を入力したか一目で分かるようにします。
- 修正へ戻るボタン:「内容を修正する」といった戻る導線を用意し、確認画面から入力画面へ簡単に戻れるようにします。
- 最終確認の一言:「上記の内容で送信します。よろしいですか?」のような一文を添えると、誤送信への注意喚起になります。
作り方の考え方
Google FormsやRAKUFOのような多くのフォーム作成サービスは、標準では入力後すぐに確定送信される作りが多く、専用の確認画面機能があるとは限りません。その場合は次のような工夫で確認のステップを疑似的に作れます。
- 送信ボタンの直前に「入力内容に間違いがないかご確認のうえ送信してください」という案内テキストを追加する。
- 氏名・連絡先など間違えやすい項目を並び順の最後にまとめ、見直しやすくする。
- RAKUFOでは項目の並び替えやテキスト項目の追加ができるため、送信ボタンの上に確認用の注意書きを配置する運用が現実的です。
完全な自動確認画面がなくても、こうした案内文や項目配置の工夫だけで誤入力はある程度減らせます。
向かないケース
項目数が少ない(3〜4項目程度の)シンプルなお問い合わせフォームでは、確認画面を挟むとかえって手間が増え、離脱の原因になることがあります。項目数や入力の重要度に応じて、確認画面を設けるかどうか判断しましょう。
よくある質問
Q. 確認画面を入れると回答率は下がりますか? A. 項目数が多いフォームではむしろ誤入力による再送信の手間が減り、完了率が安定することがあります。一方、項目が少ないフォームでは追加のクリックが負担になる場合もあるため、フォームの規模に応じて検討してください。
Q. 確認画面がなくても対策はできますか? A. 送信ボタン直前に確認を促す案内文を入れる、間違えやすい項目を必須設定にする、といった工夫でもある程度カバーできます。
Q. 予約や注文フォームでは確認画面は必須ですか? A. 必須ではありませんが、日時や金額など後から変更しづらい項目を含む場合は、誤入力防止のために設けることをおすすめします。
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送信前の確認ステップを見直して、誤入力や連絡ミスを減らすフォーム作りを進めてみてください。