GTMやGA4をフォームに設定したものの、どの数字を見れば改善につながるのか分からないという声はよく聞かれます。ここでは、フォーム運用で最低限押さえておきたい指標と、その読み方を解説します。設定方法自体は「計測・コンバージョン(GTM / GA4 / Meta)を設定する」で説明しているので、まだ設定していない方はそちらを先にご覧ください。
見るべき代表的な指標
- 表示回数(PV):フォームページが何回表示されたかを示す数字です。広告や記事からの流入経路別に見ることで、どこからの訪問が多いかが分かります。
- 開始率:フォームを表示した人のうち、実際に1項目でも入力を始めた人の割合です。この数字が低い場合は、フォームの見た目や最初の説明文に問題がある可能性があります。
- 完了率(コンバージョン率):入力を始めた人のうち、実際に送信まで完了した人の割合です。フォームの使いやすさを測る最も重要な指標です。
- 離脱が多い項目:ツールによっては、どの入力項目で離脱が多いかまで確認できる場合があります。分かる場合は優先的に見直しましょう。
数字の読み方のコツ
- まずは開始率と完了率を分けて考える:表示回数に対して開始率が低いなら「入り口」の問題、開始率は高いのに完了率が低いなら「フォーム内部」の問題と切り分けられます。
- 期間を区切って比較する:1回だけの数字では良し悪しを判断しにくいため、項目を変更する前後で1〜2週間ずつ数字を比較すると効果が分かりやすくなります。
- 流入経路ごとに完了率を見る:広告経由と自然検索経由では完了率が大きく異なることがあります。数字が悪い経路があれば、その経路向けの案内文を見直す材料になります。
- 極端に少ないアクセス数の期間は参考程度にとどめる:表示回数が少ない期間の完了率は数字のブレが大きいため、断定的な判断は避けましょう。
運用で気をつけたいポイント
数字を追いかけること自体が目的にならないよう注意が必要です。完了率が多少低くても、必須項目が本当に必要な情報だけに絞られていれば、それ以上削るのは難しい場合もあります。数字はあくまで「どこを見直すべきか」の目安として使い、離脱を減らすフォーム設計(EFO)の基本やフォームのA/Bテストのやり方と組み合わせて、実際に項目を減らしたり文言を変えたりする改善につなげましょう。
よくある質問
Q. GA4を設定していなくても完了率は分かりますか? A. フォームの回答一覧や送信件数と、SNS・広告の表示回数を突き合わせるだけでもおおよその完了率は把握できます。より詳しく見たい場合はGA4などの計測ツールの設定をおすすめします。
Q. 完了率の目安はどれくらいですか? A. 業種やフォームの項目数によって大きく変わるため、一律の目安を示すのは難しいです。自社の過去の数字と比較して、改善前後でどう変化したかを見るのが現実的です。
Q. 表示回数はあるのに開始率が極端に低い場合、何を疑えばいいですか? A. フォームまでの導線(案内文やボタンの分かりやすさ)や、フォームの見た目・最初の質問内容を見直すと改善につながることがあります。
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RAKUFOでは回答一覧やCSV出力で送信件数を確認できるほか、GTM・GA4・Metaピクセルの計測タグを設定タブから登録できます。集めた数字をもとに、項目の見直しや案内文の改善に役立ててください。