紙のアンケート用紙を配って回収し、後から手作業で集計する——このやり方に「時間がかかりすぎる」「入力ミスが心配」と感じたら、Webフォームへの切り替えを検討するタイミングです。ここでは、紙のアンケートをフォームに置き換える際の考え方と具体的な進め方を解説します。
紙のアンケートをフォーム化する主なメリット
- 集計の手間が減る:回答がそのままデータとして集まるため、手入力での集計・Excelへの転記作業が不要になります。
- 配布・回収のコストがかからない:印刷費や配布の人手、回収漏れの心配がなくなります。URLやQRコードを共有するだけで回答を集められます。
- 回答の抜け漏れを防げる:必須項目を設定しておけば、記入漏れのある状態では送信できないようにできます。
- 集計・分析がしやすい:選択式の回答は自動で集計され、傾向をすぐに把握できます(詳しくはアンケート集計・分析のやり方を参照)。
フォーム化を進める手順
- 紙のアンケート用紙の質問項目をそのまま書き出す:まずは既存の質問をリストアップし、選択式にできるもの・自由記述のままにすべきものを整理すると使いやすくなります。
- 回答方法に合わせて項目タイプを選ぶ:単一選択・複数選択・自由記述など、紙では「〇をつける」だけだった設問もフォームでは項目タイプを選び直す必要があります。
- フォームを作成し、URLまたはQRコードを発行する:会場での配布物やポスターに載せる場合は、QRコードにしておくとスマホからすぐにアクセスしてもらえます(詳しくはGoogleフォームのURLをQRコードにする方法も参考になります)。
- 回答期間を設定する:紙のアンケートと同様に「〇月〇日まで」という締切がある場合は、受付期間を設定しておくと回収漏れを防げます。
- 回答を確認・集計する:管理画面から回答一覧やCSVで確認できるようにしておくと、社内での共有もスムーズです。
紙との併用が向いているケース
高齢者が多い集まりや、会場でその場での記入をお願いしたい場合は、紙とフォームを併用するのも一つの方法です。会場では紙で受け付け、後日追加の回答をフォームで受け付けるといった使い分けもできます。すべてを一気にフォーム化する必要はなく、対象者の年齢層や利用環境に合わせて無理のない範囲から始めるのがおすすめです。
よくある質問
Q. パソコンが苦手な人でも回答できますか? A. スマホからでも回答できるフォームを作っておけば、パソコン操作に慣れていない方でも比較的スムーズに回答できます。文字を大きめにする、選択式を中心にするなど、項目数を絞ったシンプルな作りにするとさらに回答しやすくなります。
Q. 紙のアンケートで自由記述が多い場合、フォームでも同じように集められますか? A. 自由記述欄はフォームでもそのまま設置できます。回答はテキストデータとして集まるため、後から検索したり、キーワードで振り返ったりしやすくなる点は紙よりも扱いやすいポイントです。
Q. 匿名で答えてもらいたい場合はどうすればいいですか? A. 氏名やメールアドレスの入力欄を設けなければ、匿名のアンケートとして運用できます。匿名アンケートの設計については匿名で意見を集める「意見箱フォーム」の作り方で詳しく解説しています。
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